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平成30年3月7日
テーマ 宅建業新規
不動産業者の開業準備の中で宅建免許の取得と共に時間がかかるのがWebサイト(ホームページ)の製作です。
宅建免許と違いこれがないと開業できないというものではありませんが、仕事も人脈も少ない開業初期にあっては、集客の見込みがあるWebサイト(ホームページ)の存在は非常に助かるものです。
不動産屋と言うと一昔前は駅前などの目立つ場所に事務所を構え物件の情報を窓などに掲載して飛び込み客をターゲットに集客をするといったイメージですが、こういった業者さんに話しを聞いても最近はネットである程度目ぼしを付けてから来店してくる方が多いようです。
最近ではビルの一室でインターネットを中心に集客する業者も増えてきました。
こういった意味でも自社のサイトを持つのは必須といえるかもしれません。
Webサイトの製作は自作でも作ることができますが、通常は製作業者に依頼することになるかと思います。
業者の中でもテンプレートと呼ばれる雛型に文字を入れていくだけのところから、1からデザインをしてくれるところまでいろいろな業者があります。
費用も数万円程度のものから100万円以上するものまで様々です。初期費用が安くてもその後リース料と称して何年も費用を払い続けなければならない場合もあります。
この業者の製作期間が打ち合わせから入って作製、運用できるまでに1〜4カ月程度かかります。こちらを免許を取得してから取り掛かっていては開業から数ヶ月間、サイト無しで営業することになります。
開業の挨拶回りの時に名刺にサイトのURLが記載されているのとないのとでは、反響が大きく違ってきてしまいます。
また、Webサイトはどんな立派なサイトであっても作っただけで見られなくては全く意味がありません。
ヤフーやグーグルで検索された時に上位に表示にされるよう対策をするSEO対策と言われるものが必要になります。
趣味の世界や医療、物販等、世間的に関心があるものなら多少順位が悪くてもアクセスがあるのかもしれませんが、企業のサイトは作製してもそのままではびっくりするほどアクセスがありません。知名度のある大手会社でない限り1日のアクセスが数件というサイトがほとんどではないでしょうか。
こういったサイトを上位に表示させるためのSEO対策は対策をしてからある程度効果がでるまでに3か月程度はかかると言われています。
つまり、ある程度反響があるサイトを作ろうと思ったら、作製から対策まで半年程度はかかることになるわけです。
不動産検索サイトに広告を出すという方法もありますが、やはり広告費を少しでも少なくするためには、自社サイトの運用は手段の1つかと思います。
開業準備の時点で少しでも準備をしておくと後々大きく違ってくるかと思いますので、気に留めておくとよいかもしれません。
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